創造的な研究、独創性などがノーベル賞がニュースになると大体、叫ばれますね。いったい、創造性・独創性というのは、どういうことでしょうか?
・自由な発想
さて、自由な発想とはどういうことを言うのでしょうか?例えば、何について”自由”研究なのでしょうか?以下、ちょっと考えてみましょう。例えば、こういうことではないでしょうか?
・疑問、課題とその解決策
・実験の方法
・時間、場所、対象
・自然に関係なくても良い(世の中には社会科学という言葉もあります)
・自分自身のアイデアからも自由
・身近でいつも自分が感じているようなことがテーマになり得る。
さて、どうでしょう?ここまで自由だと、大分自由に考えることができますよね。逆に、どうやって考えたらいいか分からない。と感じる人も多いと思います。そういう人にこそ、このCPS創造的課題解決プログラムは重要です。
さて、実際に進めていく前に創造的な研究を進める上で大事なことを書いておきます。
・今までにも面白い発見をしてきた人はいる。
・大体変人扱いをされたりして、生きている間に認められなかった人も多い。
・これは、みんながみんな変なことをしましょうということではありません。
・でも、発想を広げる時だけは、変になってみてもいいのではないかと思います。
・もちろん、皆さんの中には批判的に考えることが得意な人もいるでしょう。「これってやる意味あるのかな?」「実験が成功しなかったらどうしよう」「他の人も考えたことあるんじゃないのかな?」
・こういう考えができることは大事なことですが、「それは後からいくらでもできます」。
さぁ、自分なりの疑問を解く自由研究に取り組んでみましょう。
焼津でのSTEMキャンプでは、津波・噴火・原発・火事の4つのブースにSTEM教材を用意し、活動を進めました。
焼津ではキャンプも二回目。大きめの問題に取り組むことも大分慣れてきたのではないでしょうか。
キャンプの活動で難しいところは、ブースの中で学んできたことをどのように、全体の解決策に生かしていくのかということです。
直接利用するもの、合体させて利用するものなど見られましたが、問題を解決する手法を考えること自体が大切であり、いい解決策を考えられるかどうかよりも、学んできたことを生かすことができるか、どれだけ現実に即して考えることができるかということが大切だと考えています。
焼津では「大きな地震が来た後に、各自の地域で考えられる災害に対して、どんな対策ができるのか」についてです。今回は、各自の地域で起こり得る災害について事前に考えておいてもらって、そのなかからキャンプでの学習を計画していきました。
この教材では、段ボールなどの土台とプラスチックスプーン、ゴムバンドなどを使って、パンプキンランチャーを作りました。いわゆる投石器です。「どうしたらより遠くまで球を飛ばすことができるか」という工学的な課題をもとに活動しました。詳細は、後日ファイルをアップロードします。
この教材では、アルミホイルを貼った厚紙を使って、太陽の光で料理のできる装置を作りました。「生卵をゆで卵にできる装置にするにはどうしたらよいか」という工学的な課題をもとに活動しました。詳細は、後日ファイルをアップロードします。
この教材では、厚紙とタコ糸等を使って、風車を作りました。「よりたくさんの錘を持ち上げるにはどうしたらよいか」という工学的な課題をもとに活動しました。詳細は、後日ファイルをアップロードします。
この教材では、プラスチックでできた袋と針金を使って、気球を作りました。「どうしたら気球を浮かせることができるか」という工学的な課題をもとに活動しました。詳細は、後日ファイルをアップロードします。
この教材では、ストローとラップ、場合によっては磁石などを使って、ウォーターフローターを作りました。「より重いものを支えられるか」という工学的な課題をもとに活動しました。詳細は、後日ファイルをアップロードします。