●テクトノサイクルの作り方
テクトノサイクル完成図
テクトノサイクルと呼ばれている立体地図を作成することによって、遊びながらいろいろな時代の大陸地形の分布を理解できます。
用意するもの
●テクトノサイクル(シート:右図)
●ハサミ
●木工用ボンド
まず、右図の画用紙に印刷されたテクトノサイクルを用意します(ご希望の方は熊野研究室まで)。それとハサミ、木工用ボンドを用意します。
その1.正三角形ができるように、3つの方向(1-1から16-16)で折り目をつけます。この際強く折ってください。
テクトノサイクルのシートに折り目をつけます。
その2.決められた部分(しゃ線の内側)をはさみで切りぬきます(はさみで指を切らないようにしよう。)。
ハサミで切りぬきます。
その3.決対応する部分(たとえばBの白い部分と2番)を重ねはり付けます(木工用ボンドを使用します)。同様にして、A/C/Dも行うことにより正四面体(牛乳パックの形)のヘビを作ります。
対応する部分を重ねはり付けます。
その4.決ヘビ上になった頭と口のようになった部分を、最後にのり付けします(木工用ボンドが手についたら後で水で洗ってしっかりと落とそう。
頭と口をつなげます。
その5.上の写真のような形になりましたか?さあ、何が起こるでしょうか?内側にまわしてみましょう。
完成です。
●昔から今まで大陸の分布はどのように変わったのでしょうか?●
1 億8千万年前の1つの超大陸「パンゲア」から始まり、1億2千万年前までにほとんどの大陸が別れていきますが、南極・オーストラリア・インドは未だ分離せず1つの大陸となっていたことがわかりました。そして、6千万年前までに、北と南のアメリカ大陸が再びつながりました。一方、南極大陸からインド小大陸が切り離され、アジア大陸に向けて急速な移動がありました。また時をほぼ同じくして、イタリアがアフリカ大陸から離れ、ヨーロッパに向かって移動しました。
●アフリカ大陸の赤道に対応した動きと、西アジア大陸がアフリカプレートの一部であることに注目してみましょう。
Tectoncycle (c), Athelsten Spilheus, 1985; Geolearning Co, Sheridan, WY, 82801;
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