井川のSTEMキャンプでは、4つのブースに分かれてSTEM教材に取り組む中で、テーマへの解決策を考えました。それは、1.生き物のすみか2.ダム3.岩石4.森林の4つです。
1.生き物のすみかブースについて
このブースでは、私たちの生活がいかに自然に影響を及ぼしているのか、またその結果どんなことが起こるのか、ゲームをしながら学んでいく活動でした。井川で見つけた、人や物、そして生き物がどのように関わり合っているのか、さらにはそこにどのように介入していったらよいのかについて、学びました。
2.ダムブースについて
初日のダム見学から、ダムにどれほどの水量があるのか、どんな問題点があるのかなどを考えます。そして実際に、ダム造りです。風呂桶を湖に見立てて、粘土を使って各自のアイデアを形にしていきます。この時、粘土はダムの堰堤、そしてそこにパイプを通して、水を流していきます。つくりながらいったい、どうしたら問題点を解決できるかを考えました。
3.岩石ブースについて
岩石ブースでは、岩石のでき方についての実験から、井川に道路を建設するとしたら、どんな配慮が必要かということを考えていきました。
4.森林ブースについて
森林のブースでは井川の森の問題点をはっきりさせた後に、木の成長モデル、森林の土の特徴実験などを行って、その結果を踏まえての解決策づくりを行いました。
それぞれのブースで学んできたことを基に、人と自然とが共存するためにはどんなことができるのかを考えました。