中学校・高等学校の第2分野・生物分野や地球科学分野を多く題材としながら、実際に現場で理科教育を担当するために必要な理論と実践について講義・演習を行う。特に理科の授業を組み立てる要素について、複眼的な観点から捉える訓練と具体的授業計画を例示するとともに、各人に作成してもらう。この時、明確な理科教育論に基づいた内容であることが重要であり、同時に、学習指導要領に基づいたバランスの取れた年間計画が必要である。アメリカ合衆国の新しい教師教育プログラム、21世紀型スキル、STEM教育改革、日本におけるSTEAM教育論等を参考にしながら進められる。